侍ジャパン選出外に…WBC2023のメンバーに入らなかった一流選手6人。日本代表の常連組たち
2023/01/26
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WBC2023 野球日本代表侍ジャパン 最新情報
野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督は26日、先行発表の12人を除いた第5回大会のメンバーを発表。世界一を目指す30人の布陣が正式決定した。新たに宇田川優希や大城卓三などが抜擢された一方で、選出外となった代表常連組もいる。ここでは、今大会のメンバーから外れた一流選手6人を紹介する。
田中将大
出身:兵庫県
投打:右投右打
身長/体重:188cm/97kg
生年月日:1988年11月1日
ドラフト:2006年高校生ドラフト1巡目
侍ジャパン入りを熱望していた田中将大だったが、最終的にメンバーからは漏れる形となった。
田中は駒大苫小牧高からドラフト1位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団し、ルーキーイヤーから11勝を記録。2年目こそ9勝に終わったが、2009年から5年連続2桁勝利を挙げた。特に楽天が球団創設初の日本一を達成した2013年は24勝0敗、防御率1.27という圧巻の数字を残し、2014年から海を渡った。
国際大会の経験も豊富で、2009・2013年のWBCで代表入り。しかし2013年は、調子が上向かず主に中継ぎとしての起用に。逆転勝利をおさめた台湾戦では、8回に勝ち越しタイムリーを浴びるなど、目立った活躍ができなかった。
楽天復帰後の2シーズンも、本領発揮とはなっていない。メジャー仕込みの投球術は大きな武器だが、MLBで活躍を続けるダルビッシュ有(パドレス)らも選出されており、押し出される形で選出外となった。