日本代表に”悲劇”…歴代WBCで無念の途中離脱となった5人。けがに泣いた選手たち
2023/03/20
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黒田博樹
出身:大阪府
投打:右投右打
身長/体重:185cm/93kg
生年月日:1975年2月10日
ドラフト:1996年ドラフト2位
メジャー挑戦後の日本球界復帰が注目された黒田博樹。MLBでも十分な実績を残した一方、WBCに出場することはできなかった。
専修大学からドラフト2位で広島東洋カープに入団。数年間は目立った活躍ができなかったものの、2001年に12勝を記録すると、同年から3年連続2桁勝利を挙げるなど、下位に沈むチームで存在感を発揮した。
以降も安定した投球を続け、2005年は最多勝(15勝)を獲得。2006年の第1回WBC日本代表に選出された。
しかし、同年2月の練習試合で打球が直撃し、右手人さし指打撲によって出場辞退。大会が直前に迫ったなかで、無念の離脱を強いられた。
キャリアでは、大卒出身では史上5人目の日米通算200勝という快挙を達成した黒田。WBCでの勇姿は見られずとも、野球ファンの印象に強く残り続ける存在と言えるだろう。
【了】