まさかの結末…侍ジャパン、歴代WBCを辞退した一流選手6人。レギュラーシーズンへの影響も
2023/03/18
産経新聞社
嶋基宏
出身:岐阜県
投打:右投右打
身長/体重:179cm/84kg
生年月日:1984年12月13日
ドラフト:2006年大学生・社会人ドラフト3巡目
東北楽天ゴールデンイーグルスの正捕手として長きにわたり活躍した嶋基宏。2015年のプレミア12では日本代表として出場したが、WBCは無念の辞退となった。
国学院大学から楽天に入団した嶋は、野村克也監督の下で1年目から125試合に出場。しばらくは打撃面で苦しむシーズンを過ごしたが、2010年に打率.315と巧打者ぶりを発揮した。
同年はベストナイン・ゴールデングラブ賞も受賞し、2013年の球団創設初の日本一にも大きく貢献。楽天にとどまらず球界を代表するキャッチャーとなった。
その後は浮き沈みもありながら、第4回大会(2017年)のWBC日本代表に選出された。しかし、大会目前の2月に下半身を痛め、3月上旬に辞退を発表。「一番は悔しいです」というコメントにも無念さが表れていた。
優勝を逃した同大会は、小林誠司(巨人)が大活躍を見せたが、リーダーシップを発揮できる嶋の不在は痛手だったと言えるだろう。