まさかの結末…侍ジャパン、歴代WBCを辞退した一流選手6人。レギュラーシーズンへの影響も
2023/03/18
産経新聞社
松井秀喜
出身:石川県
投打:右投左打
身長/体重:186cm/95kg
生年月日:1974年6月12日
ドラフト:1992年ドラフト1位
WBC出場が期待されていた松井秀喜は、苦渋の決断によって出場を辞退した選手の一人だ。
読売ジャイアンツの4番打者として絶対的な存在感を発揮し、2002年にはシーズン50本塁打を達成。
日本を代表する長距離砲となった松井は、同年オフにFA権を行使し、ニューヨーク・ヤンキースの一員となった。3年契約という条件のなか、3年で計70本塁打という実績を残し、新たに4年契約を締結した。
メジャーでの活躍を引っ提げてWBCへの出場が期待されていたが、4年契約の初年度が第1回WBC(2006年)と重なったため、シーズンを優先してWBC出場を辞退。
また、故障者のWBC出場可否は所属球団が決定権をもつルールによって、2008年に左膝手術を受けた松井は、第2回大会(2009年)も出場ならず。最後までWBCとは無縁のまま、現役生活の幕を下ろした。