侍ジャパンのスタメンを掴むのは誰? WBC、レギュラー当落線上の選手5人。熾烈な争いは…
2023/03/03
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WBC2023 野球日本代表侍ジャパン 最新情報
6年ぶりとなるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)開幕まで、いよいよ1週間を切った。大谷翔平やダルビッシュ有といったメジャー組に加え、三冠王の村上宗隆など一流が集まった野球日本代表「侍ジャパン」のなかでは、スタメンを確保することも簡単ではない。今回は、チームのレギュラー当落線上にいると思われる5人を紹介する。
岡本和真
出身:奈良県
投打:右投右打
身長/体重:186cm/100kg
生年月日:1996年6月30日
ドラフト:2014年ドラフト1位
今シーズンから読売ジャイアンツのキャプテンに就任した岡本和真は、出場機会を得るために必死のアピールを続けている。
智弁学園時代から「高校生ナンバーワンスラッガー」との評価を受け、通算本塁打数は73。十分な実績を引っ提げて巨人に入団し、ルーキーイヤーの9月にプロ初ヒットとなる本塁打を放った。
だが、その後2シーズンは本塁打なしに終わり、出場機会も得られない日々が続いた。
転機が訪れたのは2018年、オープン戦で打点王に輝くと、一塁手として開幕スタメンを勝ち取った。
夏場に32打席連続ノーヒットと苦しんだ時期もあったが、終わってみれば3割・30本・100打点を達成。シーズン最終戦の最終打席で2ランホームランを放ち、100打点を達成した姿はまさに役者だった。
2019年以降は、5年続けて30本塁打以上を放っている岡本。今大会は村上のサードが決定的となっており、ファースト、レフトのポジションを狙っている。
福岡ソフトバンクホークスとの強化試合では、1戦目に2安打3打点を記録。2戦目にはクリーンアップで起用されるなど、首脳陣からの評価も急上昇中と言える存在だ。