大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



“奇跡”?“必然”? 侍ジャパン、プロ入り時は無名だったWBC戦士6人。悲願の世界一奪還へ

2023/03/04

text By

photo

Getty Images



牧原大成


投打:右投左打
身長/体重:172センチ/73キロ
生年月日:1992年10月15日
経歴:熊本・城北高
ドラフト:2010年育成選手ドラフト5位
 
 内外野の複数ポジションをハイレベルでこなす牧原大成。鈴木誠也(カブス)の出場辞退を受け、代替選手として侍ジャパン入りを果たした。
 
 2010年育成選手ドラフト5位で福岡ソフトバンクホークスに入団した牧原は、高卒2年目の6月に支配下契約。同年に一軍の舞台も経験した。
 

 
 その後もファームが主戦場となっていたが、2018年シーズン途中から二塁のレギュラー格として頭角を現した。同年は打撃で結果を残していたが、9月下旬に右前距腓靭帯損傷の大けがを負い、無念の離脱を強いられた。
 
 それでも、翌2019年には初めて開幕スタメンを勝ち取り、内野のレギュラーとして114試合に出場。一軍戦力としての地位を確立した。
 
 毎シーズンのようにけがとの戦いはあるが、2022年は数多くのポジションをこなし、120試合に出場。打率.301(規定未満)、6本塁打、13盗塁をマークした。
 
 代表でも“ジョーカー”の役割が期待される牧原だが、本職センターがいないチーム状況も相まって、さらに貴重な戦力となるだろう。

1 2 3 4 5 6


error: Content is protected !!