大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



侍ジャパンの“救世主”となるか…歴代WBC、緊急招集された代表戦士5人。牧原大成の活躍は?

2023/03/09

text By

photo

Getty Images 産経新聞社提供



牧原大成


・投打:右投左打
・身長/体重:172cm/73kg
・生年月日:1992年10月15日
・経歴:熊本・城北高
・ドラフト:2010年育成選手ドラフト5位
 
 今大会のWBCで、鈴木誠也に代わって緊急招集されたのが、福岡ソフトバンクホークスの牧原大成だ。
 
 2010年育成選手ドラフト5位で入団すると、ファームで結果を残し、高卒3年目で支配下登録を勝ち取った。
 

 
 一軍定着までに時間を要したが、2019年には114試合に出場するなど、次第に出場機会を増やし、一軍の貴重な戦力となった。
 
 2022年は、中堅手として先発起用が増え、自己最多の120試合に出場。規定打席には届かなかったが、打率.301、6本塁打、13盗塁の好成績を残した。
 
 これまでトップチームへの選出経験はなかったものの、鈴木の出場辞退を受けて緊急招集。2月25日の侍ジャパンとの壮行試合では「1番・中堅」で先発出場し、2安打と好守を披露するなど、攻守に順調な仕上がりを見せていた。
 
 俊足巧打に加え、内外野の複数ポジションを高いレベルでこなせるユーティリティー性を併せ持つ。侍ジャパンの“ジョーカー”となれるか、期待が高まる。

 
【了】

1 2 3 4 5


error: Content is protected !!