侍ジャパン、歴代WBCで勝利の立役者となった6人。チームの窮地を救った日本代表戦士たち
2023/03/10
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野球日本代表「侍ジャパン」 最新情報(最新ニュース)
第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が、ついに開幕を迎えた。野球日本代表「侍ジャパン」は、9日に初戦を迎え、中国代表を相手に快勝した。3大会ぶり世界一を達成するには、やはりチームを勝利に導く働きを見せる選手が不可欠だ。ここでは、過去のWBCで大活躍した選手を6人紹介したい。
松坂大輔
・投打:右投右打
・身長/体重:182㎝/92㎏
・生年月日:1980年9月13日
・経歴:横浜高
・ドラフト:1998年ドラフト1位
2大会連続のMVPに輝き、世界一連覇の原動力となった松坂大輔。
第1回WBCから、日本のエースとして先発の柱を任された。第1ラウンドのチャイニーズタイペイ戦では、4回1失点。第2ラウンドのメキシコ戦では、5回1安打無失点の快投を披露した。
キューバとの決勝戦でも先発マウンドを託されると、同戦でも好投を見せ、世界一に大きく貢献。同大会では3戦3勝、防御率1.38の好成績を残し、大会MVPに選出された。
さらに、投手では唯一のメジャーリーガーとして迎えた第2回WBCでも、エースとして躍動。
第1ラウンドの韓国戦で白星を掴むと、第2ラウンドのキューバ戦では6回無失点の好投準決勝のアメリカ戦でも勝利投手となり、チームを決勝進出に導いた。
同大会でも無傷の3勝、防御率2.45をマークし、MVPを手にした。2大会通算で6戦6勝と登板した全試合で白星を挙げた松坂。日本のエースとして十二分に役割を果たした。