大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



侍ジャパン、歴代WBCで勝利の立役者となった6人。チームの窮地を救った日本代表戦士たち

2023/03/10

text By

photo

Getty Images



イチロー


・投打:右投左打
・身長/体重:180㎝/71㎏
・生年月日:1973年10月22日
・経歴:愛工大名電高
・ドラフト:1991年ドラフト4位
 
 第1回WBCで大会ベストナインに輝き、第2回WBCでは世界一を決める“伝説の一打”を放ったイチロー。2大会で圧倒的な存在感を示し、世界一連覇の立役者となった。
 
 野手では唯一のメジャーリーガーとして出場した第1回WBCでは、リードオフマンとしてチームを牽引。第2ラウンドのアメリカ戦では先頭打者本塁打を放ち、チームに勢いをもたらした。
 

 
 同大会では打率.364(33打数12安打)、1本塁打、5打点、4盗塁の好成績をマーク。大会ベストナインに選出され、世界一の原動力となった。
 
 第2回WBCでは、ノーヒットが続くなど、大会序盤こそ不振に苦しんだ。それでも徐々に調子を取り戻し、決勝の韓国戦で4安打の固め打ち。特に延長10回の優勝を決定づける適時打は、今も語り継がれる名場面となった。
 
 不振が取り沙汰されたが、最終的に打率.273(44打数12安打)、5打点を記録。2大会連続で、日本中を熱狂させる活躍を見せた。

1 2 3 4 5 6


error: Content is protected !!