侍ジャパン、歴代WBCで勝利の立役者となった6人。チームの窮地を救った日本代表戦士たち
2023/03/10
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千賀滉大
・投打:右投左打
・身長/体重:186㎝/92㎏
・生年月日:1993年1月30日
・経歴:蒲郡高
・ドラフト:2010年育成ドラフト4位
育成入団から這い上がり、WBC出場を果たした千賀滉大。第4回WBCでは、日本代表で唯一の大会ベストナインに選出された。
福岡ソフトバンクホークスでは、先発、中継ぎともに経験。日本代表でも、貴重な役割が求められた。
その期待通り、1次リーグのオーストラリア戦では、2回無失点と完璧な救援を見せ、勝利投手に。2次ラウンド初戦のオランダ戦でも、2回無失点の好リリーフを見せ、勝利に貢献した。
すると、中2日でイスラエル戦の先発マウンドへ。同戦でも5回1安打無失点と完璧な投球を披露した。準決勝のアメリカ戦では再び救援に回り、同点の7回に登板。味方のエラーもあり、大会初失点を喫したが、強力打線に対して2回1失点にまとめた。
同戦では敗戦投手となったが、大会を通じて4試合(11回)を投げ、1勝1敗、防御率0.82とフル回転の活躍を見せた。ベスト4入りの立役者となり、大会ベストナインに選出。
第4回WBCは、千賀の名前を世界に知らしめたといっても過言ではないだろう。
【了】