まさかの大誤算…侍ジャパン、歴代WBCで不振に苦しんだ5人。結果を残せなかった一流選手たち
2023/03/15
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石井弘寿
・投打:左投左打
・身長/体重:180cm/100kg
・生年月日:1977年9月14日
・経歴:東京学館高
・ドラフト:1995年ドラフト4位
最速155キロの剛速球サウスポーとして活躍した石井弘寿。しかし、第1回WBCは、石井にとって苦い思い出となった。
1995年ドラフト4位でヤクルトスワローズに入団すると、中継ぎとして台頭。2002年には最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。
2005年にはクローザーを任され、61試合登板、4勝3敗37セーブ、防御率1.95の好成績をマーク。球界屈指の中継ぎ左腕として、第1回WBCの日本代表に選出された。
同大会ではセットアッパーを任され、第1ラウンドの韓国戦で、1点リードの8回に登板。ところが、イ・スンヨプ(当時ロッテ)に痛恨の逆転本塁打を浴び、1イニング持たずにマウンドを降りた。そのまま試合にも敗れ、敗戦投手に。
さらに、同登板で左肩痛を発症。第2ラウンドまで帯同を続けたものの、左肩の状態が上がらず、大会途中で無念の離脱となった。
その後、NPBでも目立つ活躍ができず、2011年に現役を引退。悔やまれるWBCでの登板となった。