栗林良吏の代役は誰? 侍ジャパン、緊急招集できる投手6人。WBCメンバー入りが可能なのは…
2023/03/13
Getty Images、産経新聞社
清水昇
・投打:右投左打
・身長/体重:180cm/84kg
・生年月日:1996年10月15日
・経歴:帝京高 – 国学院大
・ドラフト:2018年ドラフト1位
2年連続で最優秀中継ぎ投手に輝くなど、球界屈指のセットアッパーに君臨する清水昇も、追加招集候補の1人だ。
国学院大から2018年ドラフト1位で東京ヤクルトスワローズに入団した清水。ルーキーイヤーはプロの洗礼を浴びたが、大卒2年目にリリーフに転向すると、大きな飛躍を遂げた。
同年は、セットアッパーに定着し、最優秀中継ぎ投手(30ホールドポイント)を戴冠。翌2021年には72試合に登板し、NPB新記録となる50ホールド、防御率2.39と傑出した数字を残して2年連続のタイトル(53ホールドポイント)を手にした。
2022年は、新型コロナウイルス感染による離脱もあったが、50試合登板でキャリアハイの防御率1.16をマーク。課題であった被本塁打数も前年の12本からわずか1本に減らし、さらなる進化を見せた。
ここまでトップチームへの選出経験はないが、今大会の予備登録メンバーに名を連ねている。チームを2年連続のリーグ優勝に導いたセットアッパーの緊急招集はあるのか、注目だ。