栗林良吏の代役は誰? 侍ジャパン、緊急招集できる投手6人。WBCメンバー入りが可能なのは…
2023/03/13
Getty Images、産経新聞社
種市篤暉
・投打:右投右打
・身長/体重:183cm/88kg
・生年月日:1998年9月7日
・経歴:八戸工大一高
・ドラフト:2016年ドラフト6位
故障からの復活を目指す種市篤暉も、予備登録メンバーに名を連ねている。
千葉ロッテマリーンズにドラフト6位と下位指名での入団となったが、早くから潜在能力の高さを見せ、高卒2年目に一軍デビュー。
翌2019年には中継ぎ投手として、初の開幕一軍入りを掴んだ。同年はシーズン途中に先発へ転向すると、最終的に26試合(116回2/3)を投げ、8勝2敗、防御率3.24、イニング数を大きく上回る135三振と好成績を残した。
さらなる飛躍が期待されたが、2020年に右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、長期離脱を強いられた。
それでも、2022年に740日ぶりとなる一軍登板を果たすなど、順調な回復を見せている。3月7日の侍ジャパン強化試合では、サポートメンバーとして、日本代表の先発マウンドを託されると、4回無安打無失点の快投を披露。
故障からの復活を目指す若き右腕のサプライズ選出はあるのか、注目が集まる。