WBCに”暗雲”…第5回大会直前に出場辞退となった大物メジャーリーガー5人
2023/03/17
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WBC2023 最新情報
ついに開幕したWBC2023。野球日本代表侍ジャパンは、1次ラウンドを全勝で突破し、きょう16日に準々決勝を迎える。今大会も大谷翔平、ラーズ・ヌートバーらの躍動で盛り上がりを見せている中、残念ながら開幕直前に出場を見送った選手もいた。そこで今回は、無念の出場辞退となった選手を5人紹介する。
鈴木誠也
投打:右投右打
身長/体重:181cm/98kg
生年月日:1994年8月18日
日本代表の中軸を担う存在でありながら、開幕直前に参加を見送った鈴木誠也。外野手が少ないというチーム事情も相まって、辞退の一報はプロ野球ファンに大きな衝撃を与えた。
二松学舍大学附属高校(東京)で高校通算43本塁打、さらに投げては最速140km/h以上という身体能力の高さが評価され、ドラフト2位でカープに入団。
1年目から順調に出場試合を増やしていき、4年目に初の規定打席に到達。打率ランキング2位の.335という好成績を残した。
瞬く間にカープの主砲となった鈴木は、2016〜2021年のすべてのシーズンで打率3割を記録。2021年には38本塁打を放つなど、あらゆる点で野球センスの高さを見せつけた。
2022年からメジャーリーグに挑戦し、今年は昨年の14本塁打からさらに成績を伸ばせるのか注目されている。
左脇腹を痛めたこともあり、今大会の出場は叶わなかった鈴木。そんな鈴木の想いも背負って侍ジャパンのメンバーは戦っている。