WBCに”暗雲”…第5回大会直前に出場辞退となった大物メジャーリーガー5人
2023/03/17
Getty Images
クレイトン・カーショウ
出身:アメリカ合衆国
投打:左投左打
身長/体重:193cm/102kg
生年月日:1988年3月19日
アメリカ代表にとって、クレイトン・カーショウの辞退は投手陣の編成に大きな影響を与えただろう。
高校時代からずば抜けた成績を残し、U-18のアメリカ代表にも選ばれた経験があるカーショウ。ドラフト1巡目でロサンゼルス・ドジャースから指名を受けると、ルーキーながらシーズン5勝を挙げる活躍。
2年目は8勝8敗に終わったものの、防御率2.79と安定したピッチングを見せていた。
そして3年目に13勝を記録してからは、2桁勝利が当たり前という選手になった。2011年と2014年に21勝を記録するなど、昨年までに積み上げた勝利数は197。昨シーズンは腰痛によって2ヶ月間離脱したものの12勝を記録している。
カーショウ自身もWBC出場に意欲を見せていたが、保険会社から出場を許可されなかったため、2月中旬に辞退を発表。当の本人は「本当にガッカリしているし、イライラさせられている」とのコメントを残しており、無念さを露わにしていた。
日本の野球ファンも、カーショウの辞退に落胆したことは想像に難くない。