WBCに”暗雲”…第5回大会直前に出場辞退となった大物メジャーリーガー5人
2023/03/17
Getty Images
ブラディミール・ゲレーロJr.
投打:右投右打
身長/体重:188cm/113kg
生年月日:1999年3月16日
ドミニカ共和国に衝撃を与えたのが、ブラディミール・ゲレーロJr.の辞退である。
メジャー通算449本塁打の強打者を父にもち、2015年からプロキャリアをスタートさせたゲレーロJr。マイナーでは打率3割が当たり前という活躍ぶりで、2018年は.381という驚異的な打率を残し、2019年4月にメジャーデビューを果たす。
メジャー1年目から123試合に出場すると、2021年に大ブレイク。161試合に出場して打率.311・48本塁打・OPS1.002という成績で、大谷翔平らとの激しい本塁打王争いを演じた。
同年は本塁打王に輝き、昨年も32本塁打を記録。メジャーでも指折りの強打者として君臨している。
当然のごとく、ドミニカ共和国代表に選ばれていたゲレーロJr。ところがオープン戦で右ひざを故障し、大事を取ってWBCの出場辞退を発表。
絶対的な主砲抜きでの戦いを余儀なくされたドミニカ代表は、まさかの1次ラウンド敗退となった。