日本、大会初の世界一。死闘続きの8戦を乗り越え掴んだ06年の栄光【WBCの軌跡】
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が6日から始まった。2006年に第1回大会が行われ、日本代表が初代王者に輝いた。
2017/03/07
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決勝 キューバ 対 日本【ペトコ・パーク】
2006年3月20日(月)
日本は、初回に押し出し四死球、今江敏晃のセンター前ヒットで4点を先取するも、その裏に先発の松坂大輔が先頭打者にホームランを浴びる。
松坂はその後落ち着きを取り戻し、4回1失点の好投。しかし後続の渡辺俊介、藤田宗一がそれぞれ失点し、一時は5-6と1点差に迫られた。
それでも、9回に代打・福留孝介の2点タイムリーヒットなどで4点を加えた日本。裏には大塚晶則が1失点に留めて、6-11で悲願の世界一に、そしてWBCの初代王者となった。
大会のMVPには松坂大輔が選ばれた。