イチロー、重圧弾き劇的V打。連覇達成! 歴史的快挙までの9戦【WBCの軌跡】
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が6日から始まった。初代王者の日本代表は、2009年に行われた第2回大会で連覇を達成した。
2017/03/09
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準決勝 日本 対 米国【ペトコ・パーク】
2009年3月22日(日)
第1回大会の第2ラウンド以来、WBCでは2度目の対戦となった米国戦。
日本の先発・松坂大輔は、初回に先頭打者のブライアン・ロバーツにセンターへ先制ホームランを打たれた。
3回までに1-2とリードを許す展開になった日本代表だが、4回に福留孝介のタイムリーヒットで同点。その後も岩村明憲、川﨑宗則、中島裕之のタイムリーヒットが飛び出しこの回一挙5得点を挙げた。
8回にマーク・デラロサの2点タイムリーツーベースで差を詰められたものの、直後にイチローのタイムリーヒットなどで再び点差を広げた。
最後は、原辰徳監督からクローザーを任されたダルビッシュ有が無失点に抑え、9-4で勝利。連覇へ王手とした。
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