王者・侍ジャパン、準決勝で散る。3連覇へオールNPBで挑んだ7戦目の無念【WBCの軌跡】
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が6日から始まった。2009年の第2回大会で連覇を達成した日本代表は、2013年に行われた第3回大会では準決勝敗退という悔しい結果に終わった。
2017/03/12
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第2ラウンド 日本 対 オランダ(1位決定戦)【東京ドーム】
2013年3月12日(火)
侍ジャパンは、ダブルイリミネーション方式による敗者復活戦を勝ち抜いたオランダと再び対戦。
初回、先発の大隣憲司が、アンドレルトン・シモンズに先頭打者ホームランを浴び先制を許す。
しかし、打線がこの試合も爆発。2回に先頭の阿部慎之助のソロホームランで同点とすると、松田宣浩、長野久義にタイムリーが出て点差を広げた。
さらに攻撃は続き、この回2度目の打席となった阿部が2打席連続となる3ランホームラン放ち、一挙8得点。序盤から試合を有利に進めた。
投手陣も、大隣の後を受けたリリーフ陣が6回まで得点を許さず、7回8回は計5失点を喫したが、大量点に助けられ10-6で勝利。
グループ1位で準決勝に駒を進めた。
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