オランダ、15安打12得点の猛攻で好調イスラエルにコールド勝ち!イスラエルは今大会初黒星
2017/03/13
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ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2次ラウンド・プールEのイスラエル対オランダの対戦が13日に東京ドームで行われ、2対12でオランダ代表が規定により8回コールド勝ちとなった。
この試合でオランダ、イスラエルの2次ラウンド戦績は残り1試合を残して1勝1敗となった。
昨日、侍ジャパンのとの死闘を演じたオランダはこの日、打線が爆発した。
連戦の疲れを感じさせない集中打を披露。
初回は両軍無得点に終わったが、2回から強力オランダ打線が火を噴いた。
4番バレンティンに四球を与えると、6番J.スクープにも死球を与え、7番のサラガの二ゴロの間に進塁を許し2死2・3塁とピンチを作る。そして、8番デカスターが適時打を放ち2点を先制。
3回もオランダ打線は止まらない。安打や四球でチャンスを作ると、4番バレンティン、5番グリゴリアス、7番サラガの適時打で4点を追加、3回で6点のリードを奪った。
4回にもチャンスを作ると、4番バレンティンの適時打、5番グリゴリアスの3ラン本塁打で4点を追加し、10点のリードを奪った。
先発のジャージェンスも好投。6回を74球で、失点は4回に浴びたフレイマンのソロ本塁アのみの1失点であった。
7回、ここまで思うような攻撃が出来なかったイスラエルは、オランダ2番手のスルバランを攻める。6番リックルズの二塁打でチャンスを作ると、7番ガイレンが適時打を放ち1点を返す。その後も9番バーチャムの安打でチャンスを広げたが、後続が続かず、この回は1得点で終わった。
そして8回には、オランダが試合を決める追加点を奪った。3番プロファーと4番バレンティンの安打でチャンスを作ると5番グリゴリアスの犠飛、7番サラガの適時打で2点を追加し10点差とした。
裏は前イニングから登板のブローガー、インテマが無失点に抑え試合終了。
快進撃を続けてきたイスラエルを撃破し、昨日の鬱憤を晴らすかのような大勝を収めたオランダ代表。今日の試合では打線が期待通りの破壊力を見せ、本来の実力を発揮することが出来た。先発ジャージェンスの好投も光り、投打がかみ合い理想的な試合展開となった。
15日には、両軍の2次R最終戦が行われる予定だ。オランダはキューバと、イスラエルは日本と対戦する。