侍J正捕手・小林誠司に米メディアも注目。「待望のニューヒーロー」、優勝のキーマンとして高評価
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は2次ラウンドに入り、侍ジャパンは初戦でオランダ代表を破り好調を続けている。投手に投球制限があり、毎試合難しい継投が強いられる中、捕手である小林誠司の活躍が目を引く。当初は正捕手として考えられていなかったが、チームの中心で躍動するその姿に海外メディアも大会前の予想を覆している。
2017/03/14
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これ以上ない最高の経験
国際試合の独特の緊張感の中で、侍ジャパンに選ばれた一流の投手陣たちとバッテリーを組み、さまざまなシチュエーションに出くわしながらそれを乗り越えて自分のエキスにしていく。なるほど、この日本代表の正妻というポジションはこれ以上ない最高の経験が積める場所だ。
急成長する環境は十二分に整っている。今の小林は精神面でもギリギリの過酷な戦いを強いられているが、たとえ大金をはたいたとしても絶対に買うことのできないような一気にジャンプアップできるチャンスを与えられているのもまた事実。WBCのシンデレラボーイとなりうるか。侍ジャパンの戦いの行方同様、小林の大躍進にも今後注目したい。
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