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ベネズエラがイタリアに土壇場の逆転勝利!前日のドタバタ劇から一転、2次R進出決定

2017/03/14

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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド・プールDのプレーオフ、ベネズエラ代表対イタリア代表が13日(日本時間14日)にメキシコのエスタディオ・チャロスにて行われ、ベネズエラ代表が4対3で制し、2次ラウンド進出を決めた。ベネズエラは前日の1次ラウンド敗退のドタバタ劇から一転、2次ラウンドへと駒を進めた。
 
 試合は初回にイタリアの2番・デスカルソが右前適時打を放ち先制。試合はメキシコ開催の試合の例に漏れずに乱打戦になるかと予想されたが、その後は無得点が続く。特にベネズエラ打線は5回まで無安打の攻撃が続いた。
 
 しかし、6回にイタリアのミスでチャンスを作ると、1番・インシアーテがチーム初安打となる適時打を右翼前に運び、同点とする。その後もチャンスを作るも凡退。勝ち越すことができなかった。
 
 イタリアは7回には1番のアンドレオリが今大会第3号となる勝ち越し本塁打を放ち、1対2とする。
 
 ベネズエラは追い込まれた9回表に主砲の3番・カブレラが同点本塁打を放つ。続く、4番・マルティネスが四球で出塁すると、5番・オドーアが左中間スタンド直撃の適時打を放ち、イタリアから勝ち越し点を奪う。6番・ゴンザレスは左翼線に安打を放つも、自身は二塁でアウト。1死三塁として、7番・エスコバルが初球をスクイズ、4点目を奪取する。9回裏にクローザーのロドリゲスが1点を失うも、4対3で勝利を飾った。 
  
 土壇場で逆転勝利を果たしたベネズエラは2009年大会以来の2次ラウンド進出を決めた。2次ラウンドの初戦の相手は米国代表である。



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