決勝R進出決定の侍J。小久保監督「向こうに行ってから準決勝の登板を決めたい」
2017/03/16
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侍ジャパンは15日、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)プールE・対イスラエル代表戦に8-3で勝利した。
先発の千賀滉大投手(ソフトバンク)は何度もランナーは出すものの、5回63球を投げ、無失点に抑え、相手投手も5回まではスコアボードに0を並べた。動きがあったのは6回だ。先頭打者の筒香嘉智外野手(DeNA)が放った先制となる本塁打を含め5安打5得点と猛攻。8回にも3点を加え、9回に牧田和久(西武)が登板し3点を失うも、その後はピンチを切り抜け、決勝ラウンド進出を決めた。
この日の試合について、小久保裕紀監督は「非常に緊迫した展開だったが、先発の千賀がよく投げてくれた。硬直状態から4番の筒香がホームランで、そのあとの打線がつながったので。勝ってほっとした」と安どしている。
また「日本の投手陣の調子のいい選手をしっかり見極めている。そこで向こう(米国)の気候に合うか、乾燥するところでボールに馴染むのかを見なくてはいけない。向こうに行ってから準決勝の登板を決めたい」と、準決勝に向けての心境を語った。
世界一奪回を目標としてきた侍ジャパン。“4年前の忘れ物”を取り返すことはできるのだろうか。