1番から9番まで長距離砲の超絶破壊力。一球が命取りの豪華打線に付け入る隙は…【米国代表全選手紹介・野手編】
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝2戦目、侍ジャパン対米国代表戦が21日(日本時間22日)にドジャー・スタジアムで行われる。その米国代表のメンバーを2回にわたって昨季の成績と、今大会2次ラウンドまでの成績とともに紹介する。今回は野手編だ。
2017/03/22
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アンドリュー・マカッチェン
アンドリュー・マカッチェン外野手【ピッツバーグ・パイレーツ】
右投右打
2016年成績:153試合、打率.256、79打点、24本塁打、7盗塁、69四球、143三振
今大会成績:4試合、打率.154、2打点、0本塁打、0盗塁、0四球、4三振
2009年のメジャーデビュー以降、パイレーツ一筋でプレーしている看板選手のマカッチェン。昨季は打率.256と精彩を欠いたが、8シーズンの通算打率は.292、本塁打は175本と本来は安定した打撃成績を残す選手だ。2012年には最多安打を獲得した高いコンタクト力、2014年には最高出塁率を記録した高い選球眼も持ち合わせる。
また、走塁能力も高く、デビューから7年連続で2ケタ盗塁をマークしていたが、昨季は6盗塁と記録が途切れてしまった。本大会では本来の実力を発揮できず打棒が低迷しているように見えるが、マカッチェンはシーズン中でも例年春先に打撃が低迷していることが多いスロースターターだ。
本大会では今までのジンクスを覆し、準決勝以降は調子を上げることが出来るだろうか。