1番から9番まで長距離砲の超絶破壊力。一球が命取りの豪華打線に付け入る隙は…【米国代表全選手紹介・野手編】
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝2戦目、侍ジャパン対米国代表戦が21日(日本時間22日)にドジャー・スタジアムで行われる。その米国代表のメンバーを2回にわたって昨季の成績と、今大会2次ラウンドまでの成績とともに紹介する。今回は野手編だ。
2017/03/22
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ジョシュ・ハリソン
ジョシュ・ハリソン内野手(二塁)【ピッツバーグ・パイレーツ】
右投右打
2016年成績:131試合、打率.283、59打点、4本塁打、19盗塁、18四球、76三振
今大会成績:2試合、打率.000、0打点、0本塁打、0盗塁、0四球、1三振
2009年にパイレーツに移籍したハリソンは、2011年にメジャーデビュー。2014年にメジャーに定着し143試合に出場すると、この年いきなり164安打を放ち打率.315、15本塁打と活躍。昨季は打率こそ.283と低下したが、7本の三塁打は自己最多タイ、19盗塁は自己最多を更新する数字だった。また、得点圏打率が.310と勝負強く、59打点のうち53打点が得点圏にランナーを置いた状態で挙げたもの。
そして守備もうまく、昨季二塁手として出場した128試合での守備率は.989と高水準だった。
今大会は、マット・カーペンター内野手の辞退にともなって代替選出。これまで2試合に出場し、2次ラウンドのプエルトリコ戦では9番・二塁で先発出場したが4打数無安打。米国代表にはイアン・キンズラー内野手が二塁手としてレギュラー出場しているため、出場機会に恵まれることは少ない。しかし、レギュラーシーズン通りの勝負強さと走力を生かして、ここぞの大事な場面での1打席や代走としての働きが期待されている。