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1番から9番まで長距離砲の超絶破壊力。一球が命取りの豪華打線に付け入る隙は…【米国代表全選手紹介・野手編】

第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝2戦目、侍ジャパン対米国代表戦が21日(日本時間22日)にドジャー・スタジアムで行われる。その米国代表のメンバーを2回にわたって昨季の成績と、今大会2次ラウンドまでの成績とともに紹介する。今回は野手編だ。

2017/03/22

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イアン・キンズラー


イアン・キンズラー内野手(二塁)【デトロイト・タイガース】
右投右打
 
2016年成績:153試合、打率.288、83打点、28本塁打、14盗塁、45四球、115三振
今大会成績:5試合、打率.238、1打点、0本塁打、0盗塁、3四球、5三振
 
 2009年、2011年には30本30盗塁を記録した攻撃型二塁手であるキンズラー。昨季は通算200本塁打、200盗塁を達成した。今季で35歳とベテランの域に突入したが、パンチ力のある打撃、高い脚力を活かした広い守備範囲、走塁技術は健在だ。また、キャリアを通じて得点圏打率が高く、チャンスに強い。米国代表では、ほぼ全試合で1番・二塁としてリードオフマンを務めている。
 
 本大会では打率こそ振るっていないが、5試合で4得点と得点に繋がる活躍を見せている。四球を選ぶことはあまり多くないが、パワフルな打撃を見せ、米国打線の火付け役、ポイントゲッターとして活躍することは出来るだろうか。また、キンズラーはユダヤ系アメリカ人であり、イスラエル代表として代表に参加することも可能であった。

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