MLB一線級ズラリ…鉄壁の中継ぎ陣。勝利へ攻略不可欠、先発ロアークとは?【米国代表全選手紹介・投手編】
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝2戦目、侍ジャパン対米国代表戦が21日(日本時間22日)にドジャー・スタジアムで行われる。その米国代表のメンバーを2回にわたって昨季の成績と、今大会2次ラウンドまでの成績とともに紹介する。今回は投手編だ。
2017/03/22
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ジェイク・マギー
ジェイク・マギー投手【コロラド・ロッキーズ】
左投左打
2016年成績:57試合、45.2イニング、2勝3敗15セーブ、防御率4.73、16与四球、38奪三振、9被本塁打
今大会成績:2試合、1イニング、0勝0敗0セーブ、防御率0.00、1与四球、2奪三振、0被本塁打
タンパベイ・レイズ在籍時の2008年に左肘側副靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受け、復帰後は2011年からメジャーに定着。2014年からクローザーを任された。スリークウォーターから繰り出される最速160キロを超える速球が投球の大半を占め、2012年から3年連続で60試合以上に登板。奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)は2015年まで4年連続で10.0を超えるなど高水準をマークした。
しかし、昨季移籍したロッキーズでは伸び悩み、45.2イニングを投げ38奪三振と5年ぶりに奪三振数がイニング数を下回った。特にコントロールに苦戦し、与四球率(9イニングあたりの与四球数)が1.9から3.2に跳ね上がり、被打率も左打者に対して.297、右打者に対しては.303と打たれまくった。
今大会は1次ラウンドで2試合に登板し無失点ながら、2次ラウンドでは登板していない。短期決戦でのコントロールミスは命取りになるだけに、ジム・リーランド監督も起用法に悩むところだろう。