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MLB一線級ズラリ…鉄壁の中継ぎ陣。勝利へ攻略不可欠、先発ロアークとは?【米国代表全選手紹介・投手編】

第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝2戦目、侍ジャパン対米国代表戦が21日(日本時間22日)にドジャー・スタジアムで行われる。その米国代表のメンバーを2回にわたって昨季の成績と、今大会2次ラウンドまでの成績とともに紹介する。今回は投手編だ。

2017/03/22

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タナー・ロアーク


タナー・ロアーク投手【ワシントン・ナショナルズ】
右投右打
 
2016年成績:34試合、210イニング、16勝10敗0セーブ、防御率2.83、73与四球、172奪三振、17被本塁打
今大会成績:1試合、1.1イニング、0勝0敗0セーブ、防御率20.25、2与四球、0奪三振、1被本塁打
 
 21日(日本時間22日)に行われる、侍ジャパンとの準決勝の先発マウンドに登ることが予告されたのが右腕のタナー・ロアークだ。ロアークは、2010年にテキサス・レンジャーズからナショナルズに移籍。2013年にメジャー昇格を果たすと、9月に先発に転向するなど7勝をマークした。2014年に15勝を挙げると、昨季は33試合に先発しリーグ5位タイとなる16勝を挙げてチームのローテーションの軸に成長した。
 
 150キロ前後の速球を中心に、スライダー、カーブ、チェンジアップを駆使し、ゴロを打たせてアウトを取るスタイルを持ち味としている。一方で、ボールカウントが先行すると四球を与える確率が非常に高く、特に左打者への与四球が多い。
 
 今大会は1次ラウンドのドミニカ共和国戦に2番手としてリリーフ登板し、マニー・マチャド内野手にホームランを浴びるなど2与四球3失点と悔しい結果となっている。準決勝は自身のリベンジの登板となるが、侍ジャパンの打線としては、ボール球を見極めるとともに、カウント有利になったところで甘く入ってくる球を確実に捉え、得点に繋げていきたいところだ。

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