MLB一線級ズラリ…鉄壁の中継ぎ陣。勝利へ攻略不可欠、先発ロアークとは?【米国代表全選手紹介・投手編】
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝2戦目、侍ジャパン対米国代表戦が21日(日本時間22日)にドジャー・スタジアムで行われる。その米国代表のメンバーを2回にわたって昨季の成績と、今大会2次ラウンドまでの成績とともに紹介する。今回は投手編だ。
2017/03/22
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マーク・メランソン
マーク・メランソン投手【サンフランシスコ・ジャイアンツ】
右投右打
2016年成績: 75試合、71.1イニング、2勝2敗47セーブ、防御率1.64、12与四球、65奪三振、3被本塁打
今大会成績: 登板なし
スマイリーに代わり、決勝ラウンドから米国代表に合流する安定感抜群のクローザー。2015年シーズンには51セーブで最多セーブを獲得。投球の6割が平均球速91マイル(約146キロ)のカットボールで、落差の激しいナックルカーブも脅威だ。そして4年連続で70試合以上に登板している鉄腕ぶりも魅力である。彼の加入は米国代表の層の厚い救援陣をさらに強化するものとなった。2014年には日米野球のメンバーとして来日。3試合に登板し、筒香(右安打)、松田(二ゴロ)、菊池(三ゴロ)、坂本(空三振)、山田(遊併殺打)と対戦した。
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