MLB一線級ズラリ…鉄壁の中継ぎ陣。勝利へ攻略不可欠、先発ロアークとは?【米国代表全選手紹介・投手編】
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝2戦目、侍ジャパン対米国代表戦が21日(日本時間22日)にドジャー・スタジアムで行われる。その米国代表のメンバーを2回にわたって昨季の成績と、今大会2次ラウンドまでの成績とともに紹介する。今回は投手編だ。
2017/03/22
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マイカル・ギブンズ
マイカル・ギブンズ投手【ボルティモア・オリオールズ】
右投右打
2016年成績:66試合、74.2イニング、8勝2敗0セーブ、防御率3.13、36与四球、96奪三振、6被本塁打
今大会成績:3試合、2.1イニング、0勝0敗0セーブ、防御率7.71、1与四球、5奪三振、0被本塁打
遊撃手として、2009年にオリオールズからドラフト2巡目で指名され入団。2013年に投手に転向し、マイナーで着実に結果を残しながら2015年6月にメジャーデビューした。この年は22試合に登板し、30イニングを投げて防御率1.80という好成績を残す。昨季はリリーフ陣の柱の1人として66試合に登板。投球イニングより多い奪三振数をマークし、リリーフながら8勝を挙げる活躍を見せた。
右のサイドスローから放たれる速球は最速約158キロを計測し、その他にもスライダー、チェンジアップを持ち球にしている。昨季は左打者に対して被打率.366と打たれた一方で、右打者に対しては.156と極端に良い結果を残している。
今大会では3試合にリリーフ登板。計5奪三振を記録したものの、4失点を喫し、本来の活躍を見せることはできていない。しかし、打ち取った6つのアウトのうち5つが右打者からと相性の良さが表れている。