WBC決勝、ストローマンが5回無安打の快投!試合は米国が4-0でリード
2017/03/23
Getty Images
プエルトリコ0-4米国
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝のプエルトリコ対米国戦が、22日(日本時間23日)米国・ドジャースタジアムで行われている。
オランダとの死闘を制したプエルトリコは2大会連続、侍ジャパンとの接戦を制した米国代表は初の決勝進出となった。どちらの国が勝利しても初優勝となるため、現地では両国ファンが多数集結。プエルトリココール、USAコールが入り乱れる大盛況を見せている。
プエルトリコ先発はルーゴ、米国先発はストローマンで始まった試合は、ここまで米国が効果的に得点を奪い、試合の主導権を握っている。
1、2回は両投手無得点に抑えたが、3回にルーゴが米打線に捕まる。9番ルクロイが中前打で出塁すると、1番キンズラーが本塁打を放ち2点を先制した。ここまで不振に苦しんでいたリードオフマンが、決勝で本領発揮となる打撃を披露した。
そして、米国は5回にもプエルトリコ投手陣を攻め立てた。先頭の1番キンズラーが左前安打で出塁すると、2番A.ジョーンズも四球で続き、無死一、二塁とチャンスを作ると、3番イエリッチが適時打を放ち1点を追加。ここでプエルトリコはルーゴを諦め、ヒメネスをマウンドに送る。
ここまで大不振に苦しんでいる4番アレナドは送りバントを試みるも失敗、5番ホスマーも遊ゴロに倒れ、2死となるが、6番マカッチェンが2試合連続となる適時内野安打を放ち、更に1点を追加し、4点差とした。ヒメネスは安打こそ浴びたが、自身の出した走者は返さず無失点に抑えた。
一方、米国先発ストローマンは5回まで相手打線を無安打無得点に抑える快投を見せている。ここまでチーム打率.326と絶好調のプエルトリコ打線に付け入る隙すら与えず、先発としての役割を完璧に果たしている。