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「10勝はできる」岩隈久志が元同僚・田中将大の変化を語る。巨人というチームは「一体感が凄い」TVer「好プレー珍プレーニュース」に出演!

2025/03/05

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【写真:編集部】



岩隈久志

プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 現役時代はメジャーリーグなどで活躍し、日米通算170勝を挙げた岩隈久志氏が『好プレー珍プレーニュース すぽると!on TVer』に出演した。番組内ではお笑いコンビのEXIT (りんたろー。、兼近大樹)と共演し、元同僚の田中将大投手についても言及した。収録後には、今季の田中投手と読売ジャイアンツについて話をうかがった。

 

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 『好プレー珍プレーニュース すぽると!on TVer』は野球のみならず、バスケットボールやサッカー、バレーボールなどの好プレーや珍プレーを紹介。3月3日の配信では東北楽天ゴールデンイーグルスゼネラルマネージャーの石井一久氏が欠席し、フジテレビの東中健アナウンサーと宮本真綾アナウンサー、岩隈氏とEXITの計5人がスタジオでトークを繰り広げた。
 
 今回ゲスト出演した岩隈氏は、日米通算170勝を挙げた名投手だ。現役時代は大阪近鉄バファローズ(現:オリックス)や楽天、シアトル・マリナーズで活躍した。NPB復帰後は巨人でプレーし、2020年に現役生活に別れを告げた。
 

 
 番組内では、楽天時代の同僚である田中投手についても触れた。田中投手は昨オフに巨人へ入団し、投球フォームの改造にも取り組んでいる。まさに、今季は復活を懸けたシーズンとなる。
 
 そんな田中投手と岩隈氏は、楽天時代にダブルエースを形成していた。当時の田中投手の存在について伺うと「マー君(田中投手)は後輩でしたけど、当時から凄く良い投手でした。自分自身はエース争いをする気持ちでやっていました」と、ライバル視していたことを明かした。
 
 現時点での田中投手については「順調に来ていると思います。オープン戦で投げている映像も見ましたけど、角度のついたボールを投げれているので、非常に楽しみです」と話しつつ、「去年とかはコントロールは良かったと思うんですけど、(相手からすると)怖さはなかったと思います。改造中の投球フォームで投げるボールのほうが、打者は打ちにくいと思います」と分析した。
 
 さらに「目指している投球フォームが完成した上で、自分で『よし、これだ』という投球ができれば、10勝はできると思います。スピードではなく球の質が変わってきているので、打者からすればタイミングが取りづらく、打ち損じも増えてくると思います」と、自身の見解を示した。
 
 巨人で復活を懸ける田中投手だが、岩隈氏もNPB復帰の際には巨人へ入団している。両者ともに、歳を重ねてから名門チームに加入した。
 
 岩隈氏は巨人へ入団した際に、”一体感の凄さ”を感じたという。「巨人という大きな組織がしっかりできていると感じました。本当に後輩が先輩を慕っていて、巨人の良い伝統なんだろうなと思いました」と、名門チームの魅力について話した。
 
 今季のセ・リーグ優勝予想については「巨人なんじゃないかな。去年、阿部(慎之助)さんが新監督になって優勝しているので、選手との信頼関係、起用法の部分も監督として把握できていると思います。選手層の厚さもありますし、シーズン通して強いというより、”最終的に1位になる”という野球の仕方を知っている感じがします」と、リーグ王者の2連覇を予想した。
 
 田中投手が加入した巨人は、昨季に続いてリーグ2連覇を果たせるのだろうか。岩隈氏が出演する同配信は、3月10日(月)18時まで視聴できる。

 
【了】



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