【MLB】ダルビッシュ有のリハビリ登板は上々。田中を参考にグラブのはめ方変えるも、うまくフィットせず
故障者リスト入りしているダルビッシュ有は、2Aの試合にリハビリ登板。2回3失点に終わったものの、問題なく投げ終えたことには高評価が与えられている。
2016/07/07
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痛みなく投球を終えた点では満足
ダルビッシュは試合後、自身の登板をこう振り返った。
“The last time I pitched in the major leagues, I left the mound with pain, so my goal was to get off the mound with no pain today,” Darvish said through an interpreter. “I didn’t feel any pain today, so I feel pretty good about that.”
「自分がメジャーで投げた最後の登板の時は、痛みがあったためマウンドを降りました。なので自分の中での今日のゴールは痛みがないままマウンドを降りることでした」とダルビッシュは通訳を通して語った。「今日は全く痛みを感じませんでした。その点については非常に満足しています」
昨シーズンをトミー・ジョン手術のため全休したダルビッシュ、今シーズン5月28日に復帰するも、3登板目となった6月8日のアストロズ戦で右肩の痛みを訴えて降板。15日間の故障者リスト入りとなっていた。内容こそ良くなかったこの日の登板だが、大きな問題なく2イニング42球を投げ終えたことに加え、速球も「チームメイトいわく95マイル(152km/h)は出ていた」という。
ダルビッシュは、今後痛みが出ることがなければ、マイナーでもう一度リハビリ登板をこなした後、オールスター明け7月15~17日に行われるシカゴ・カブス戦でのメジャー復帰が予想されている。
現在チームではダルビッシュに加え、昨シーズン17勝のコルビー・ルイス、11~13年に二桁勝利のデレク・ホランドの両投手も故障中。このため先発投手不足に陥っており、ツインズのアービン・サンタナらのトレード獲得を検討していると言う。投手は何人いても困るものではないが、エースの復帰がチームにとって最大の補強であることは間違いない。ダルビッシュの復帰が待たれる。
出典:Rangers pitchers Yu Darvish, Keone Kela make successful rehab outings by Evan Grant in The Dallas Morning Newsby on Jul.4 2016