【MLB】ダルビッシュ次戦へブルペン調整「今年最高」。米メディアはエース負担軽減へ補強を訴える声も
ダルビッシュは現地23日のロイヤルズ戦で先発が予定されている。ここに来て、本人もコーチも、コンディションに手ごたえをつかんでいる一方で、米メディアの一部からは補強の必要性を訴える。
2016/07/23
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レンジャーズは先発を補強すべきとの声
一方、そのコンディションを懐疑的に見ているメディアもある。
『Number Fire』のジョン・ストルニス記者は、The Rangers Desperately Need to Add a Starter at the Trade Deadline(レンジャーズはトレードデッドラインに向けて、先発投手を必死に探す必要がある)と題し、現在のレンジャーズ先発陣の脆弱さを指摘している。
レンジャーズは7月21日現在、55勝41敗でアメリカンリーグ西地区の首位を快走。2年連続地区優勝も現実味を帯びてきたものの、ワールドシリーズに進出するためには、弱点を補強しなければならない。
シーズン当初、エースのハメルズを中心に先発投手陣はまずまずの安定感を誇っていたものの、夏場に入り怪我人が続出。同記事では、ここ30日間のレンジャーズ先発投手の成績が4勝11敗 防御率6.39 と、壊滅状態であると指摘した。
そんな状況であるがゆえ、ダルビッシュの右腕にますます期待が高まる。しかし同記者は、They hope the return of Yu Darvish will do the trick (レンジャーズは、ダルビッシュの復帰が奇跡を起こすことを願っている)としつつも、そこに頼るだけでは、But Darvish’ health is certainly a question mark going forward (ダルビッシュのコンディションは、今後クエスチョンマークがつくのは間違いない)と報じている。
前述のように、ダルビッシュのボールに球威とキレが戻りつつある。とは言え、手術明けのダルビッシュに大きな負担はかけられないのは確かだ。
なおノン・ウェイバー・トレード期日期限は8月1日だ。
出典:Yu Darvish calls Tuesday bullpen session ‘best’ he’s thrown since surgery By : Evan Grant
The Rangers Desperately Need to Add a Starter at the Trade Deadline By : John Stolnis