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【MLB】アストロズに必要だった青木宣親。それでも米メディアは新たな外野手獲得に言及

今季、シアトル・マリナーズでプレーしていた青木宣親は、ヒューストン・アストロズに移籍することとなった。広角に打ち分ける技術、優れたバットコントロールは健在である。また経験豊富なベテランとして、地元でも期待が高まっている。

2016/11/06

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選球眼は健在

 セイバー系サイト「Fangraphs」によると、今シーズン青木が放った打球の方向は、引っ張り31.2%、センター返し38.6%、流し打ち30.2%となっており、バランスよく広角に打ち分けていることが数値上でも分かる。
 MLB通算でも今シーズンに近い数字が出ており、安定して広角にボールを打ち分けている。

 ボールゾーンのスイング率も低く、青木のボールゾーンスイング率は27.8%である。MLB平均が30.3%であるため、平均以上の選球眼を有していることが分かる。

 また、青木はコンタクト率も優れており、89.3%を記録している。また、ボールゾーンのコンタクト率は80.1%で、ストライクゾーンのコンタクト率は93.4%と、平均を大きく上回る数値が出ている。
 ボールをバットに当てる技術が依然高く、空振りが少ないため、三振数を抑えることが出来ている。

 三振が少なく、高い出塁率を誇り、バットコントロールに優れた青木の補強は、リーグ2位の三振数を誇るアストロズにとって非常に効果があると見られている。

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