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【MLB】全員が「42」を背負う日。グラウンドに勇気と平和を遺したジャッキー・ロビンソンとは

2017/04/16

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日本球界で「42」を背負う選手も

 日本球界でも、米球界では欠番となっていて使用できない「42番」を使用している外国人選手が多い。アレックス・カブレラ、フリオ・ズレータ、トニ・ブランコ、ウィリー・モー・ペーニャといった往年の強打者や、現役選手では北海道日本ハムファイターズのエドウィン・エスコバー投手、東北楽天ゴールデンイーグルスのフランク・ハーマン投手、横浜DeNAベイスターズのエリアン・エレラ内野手、中日ドラゴンズのアレックス・ゲレーロ内野手、広島東洋カープのクリス・ジョンソン投手などが該当。
 
 外国人選手にとってロビンソンの背番号を着用するということは、それほど非常に光栄なことであり、大きな意味を持つものなのだろう。
 
 また、MLB公式サイトではデビューから70周年となる本記念日について特集を掲載している。
 
 記事では、WBC米国代表で外野手として出場していた、ピッツバーグ・パイレーツのアンドリュー・マカッチェン外野手のコメントを以下のように報じている。
 
「私が5歳くらいの頃に初めてバットを取ることが出来たのは、父からジャッキー・ロビンソンについて少し教えてもらったからだと思う。そして、彼は今まで見たことのないようなことをしてくれた選手だった」
 
 同じくパイレーツのジョシュ・ハリソン内野手も「彼は多くの人々のために道を開いた。そして、私たちは続けていきたい」というコメントを残している。

 また、WBC米国代表で主に2番打者として活躍していたボルティモア・オリオールズのアダム・ジョーンズ外野手のコメントも以下のように紹介されている。
 
「私たちが今日この立ち位置にいられるのは、ジャッキーが大きな犠牲を払いながらも行動してきたおかげであり、私たちは非常に感謝している」
 
 数多くの選手からリスペクトを集めているジャッキー・ロビンソン。彼の背負った背番号「42」は、この先も人種差別撤廃の象徴として、後世に語り継がれていくだろう。

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