日韓球界の選手に現地も注目!?大谷の陰に隠れた存在として5人を紹介
2017/11/21
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今季オフは大谷翔平投手を筆頭に、オリックス・平野佳寿、ロッテ・涌井秀章、西武・牧田和久などがメジャーリーグ挑戦を表明している。また、かつてはメジャーリーガーだった巨人・マイコラスも日本球界で力をつけ、米球界復帰の道を模索している。
日本球界の選手が米球界挑戦を目指している中、現地サイト「ザ・スコア」では20日(日本時間21日)付の特集で、大谷の陰に隠れながらも、注目する必要がある日韓球界の5人を紹介。NPBではマイコラス、涌井、平野の3人、KBOではソン・アソプ、ウィリン・ロザリオが注目されている。
記事では、マイコラスを「かつてはメジャーリーグでも出場していたが、どのチームも注目しているのは日本時代の彼だ。巨人時代の成績は安定しており、古巣のレンジャーズが獲得に強く興味を示しているようだ」と評した。
平野については守護神候補として考えることも可能と見られているようで、2010年から156セーブ、防御率2点台と安定した成績を残していることを評価している。今季のFA市場の目玉である、ウェイド・デービス、グレッグ・ホランド投手などの獲得に失敗したチームが平野の獲得に名乗りを上げるとみられている。
涌井については2009年には日本投手最高の栄誉である沢村賞を獲得し、13年間で123勝、1502奪三振を記録しているベテランと紹介。また、ワールドシリーズを観戦するなど、米球界でプレーする意欲が高いとも紹介されている。
韓国球界では、ソン・アソプ外野手は第4の外野手として補強を望むチームが出てきているようで、注目が高まりつつある。
また、2011年から2015年までコロラド・ロッキーズでプレーし、韓国球界では2年で70本塁打を記録したロザリオも注目を浴びている。昨季オフにエリック・テームズ内野手が韓国球界からメジャー復帰を果たし、ブリュワーズで31本塁打を放ったことから、韓国球界で圧倒的な成績を残したロザリオにも同じような期待がかけられているようだ。
日韓球界で好成績を残した選手は、メジャーリーグでも活躍するケースが多く、近年はマイコラスやロザリオのような出戻り組の選手まで注目されている。今季オフは多くの選手が米球界移籍を希望しているが、果たして来季はどのチームのユニフォームに袖を通しているだろうか。今後の動向にも注目だ。