ドジャース、リーグ記録の1試合7発のソロ本塁打! 敵地3連勝で「帰りは幸せな気分に」
2018/06/25
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ロサンゼルス・ドジャースが24日(日本時間25日)、敵地シティ・フィールドで行われたニューヨーク・メッツ戦で7本塁打を放ち延長戦を制した。
ドジャースは、初回から空中戦を仕掛ける。初回、先頭のエンリケ・ヘルナンデス内野手が、本来はリリーフのメッツ先発ジェリー・ブレビンス投手からレフトへ第11号ソロ本塁打を放ち先制すると、マックス・マンシー内野手も左中間へ2者連続となる第15号ソロ本塁打。
その後同点とされたが、4回に4番コディ・ベリンジャー内野手が第14号ソロ本塁打を放って勝ち越しに成功。3-4とリードされた6回にはヘルナンデスがこの日2本目となるソロ本塁打で同点とすると、7回に7番ジョク・ピーダーソン外野手の第10号ソロ本塁打で再び勝ち越した。
6-4で迎えた8回には、ベリンジャーもこの日2本目のソロ本塁打で引き離したが、8回にドジャース5番手のエリック・ゴーデル投手がメッツのケビン・プラウェッキ捕手に第1号3ラン本塁打を浴び7-7の同点に追いつかれてしまう。
そして11回、ドジャースは8回の守備から出場していたジャスティン・ターナー内野手が、メッツ7番手クリス・フレクセン相手にカウント1-0からの速球を捉え、レフトスタンドに突き刺さる第3号ソロ本塁打を放ってこれが決勝点となった。
8-7で勝利したドジャースは、メッツとのこの3連戦で3連勝。ナショナル・リーグ西地区2位をキープし、首位まで2.5ゲーム差に付けている。
なお、ドジャースがこの日放ったソロ本塁打7本は、2006年にアトランタ・ブレーブスが記録して以来のリーグ記録タイ。また、1試合で2選手が複数本塁打を放ったのは、球団ではマット・ケンプ外野手、ハンリー・ラミレス内野手が2014年に記録して以来初めてとなる。この7本の本塁打は球団の公式ツイッターでも映像付きで紹介されている。
米公式サイト『MLB.com』によれば、決勝本塁打を放ったターナーは試合後「芯で捉えようと、ただそれだけだった」と話し、「敵地でメッツをスイープすることができた。帰りの飛行機では幸せな気分に浸れるね」と満足げだった。