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ドジャースの大砲・ベリンジャーに弱点なし。打率4割超、23歳の大器がさらなる高みへ

2019/04/25

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 ロサンゼルス・ドジャースは24日(日本時間25日)、敵地リグリー・フィールドでシカゴ・カブスと対戦。試合は6-7で敗れたが、今季絶好調のコディ・ベリンジャー外野手は12号本塁打を含む3打数2安打2打点の活躍をみせた。
 
 この日「6番・右翼」で先発オーダーに名を連ねたベリンジャーは、カブス先発のハメルズの前に2打席目まで安打なし。1-0で迎えた6回の第3打席、1死一塁で打席に立つと、1ストライクからの2球目の直球を捉えると、打球は逆方向の左中間スタンドへ吸い込まれた。8回の第4打席でも安打を放ち、3打数2安打、1本塁打、1四球、2打点の内容だった。
 
 ベリンジャーは、2013年ドラフト4巡目(全体124位)でドジャースに入団した23歳の一塁手。左投左打で、外野守備もこなす。メジャーデビューを果たした2017年には、39本塁打を放つ活躍でナ・リーグ新人王に輝いた。昨季は全162試合に出場し、打率.260、25本塁打、76打点、14盗塁、OPS(出塁率+長打率).814としていた。
 
 今季は現地24日のカブス戦終了時点で、25試合に出場し、打率.424、39安打、12本塁打、30打点、4盗塁、14四球、OPS1.391。自慢の長打力に加えて確実性も増し、手の付けられない状態となっている。『スタットキャスト』をみても、速球、変化球、緩い球すべてに対応しており、今のところ穴は見つからない。しいて言えば左投手に対してやや相性が悪いが、この日もハメルズから本塁打を放ったことを考えると、弱点とは言い難いだろう。
 
 1995年生まれで、まだまだ成長過程にあるベリンジャー。元メジャーリーガーの父(クレイ・ベリンジャー)をもつサラブレットは、今季さらに高いレベルへとステップアップしそうだ。

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