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ヤンキース・田中将大のオールスター初登板全投球を徹底解剖 外角中心の丁寧な投球で強打者たちを圧倒【編集部フォーカス】

2019/07/10

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対ジョシュ・ベル

 危なげなく2死までこぎつけた田中。3人目は、今季打率.302、27本塁打、84打点、OPS1.024と持ち前の長打力に加えて確実性も増したピッツバーグ・パイレーツの大砲ジョシュ・ベル内野手との対戦となる。
 
 初球、外のカーブでカウントを稼ぐと、2球目にはこの日初めての内角球。コースと緩急を使って、揺さぶりをかける。さらに3球目は、ここまで出さなかったスプリット。あらゆる球種を駆使して翻弄すると、5球目、低めにスプリットを投げ込むと、叩きつけた打球は同僚の二塁手D.J,ラメイヒューの前に転がる。難しい打球を好フィールディングで捌き、一時は二ゴロとした。
 
 だが、ここでナ・リーグのロバーツ監督が、チャレンジを要求。映像の結果、判定は覆り、二塁内野安打となった。
 
① ファウル:カーブ(72.6マイル、外角)
② ボール:フォーシーム(90.1マイル、内角高め)
③ ボール:スプリット(86.6マイル、低め)
④ 見逃し:スライダー(81.3マイル、外角低め)
⑤ 二塁内野安打:スプリット(86.8マイル、低めボール球)

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