ヤンキース・田中将大のオールスター初登板全投球を徹底解剖 外角中心の丁寧な投球で強打者たちを圧倒【編集部フォーカス】
2019/07/10
Getty Images
対ウィルソン・コントレラス
2死一塁と、走者を背負っての投球となった田中だったが、この日の田中は落ち着いていた。強打の捕手ウィルソン・コントレラス(カブス)を打席に迎えると、初球スライダーでストライクをとる。そして2球目、低めボールゾーンへ落ちるスライダーを打たせると、打球は自身の方向へ。最後は自分がうまく捌いて投ゴロとし、オールスター初マウンドを無失点に抑えた。
① 見逃し:スライダー(85.5マイル、外角高め)
② 投ゴロ:スライダー(81.2マイル、低めボール球)
この日の田中は1回(17球)を投げ、被安打1、無四球、奪三振1、無失点の内容。アメリカン・リーグが4-3で勝利し、田中は勝ち投手となっている。
【次ページ】【動画】田中将大、初オールスターで圧巻投球