ドジャース・ベリンジャー、100打点の大台到達! ズボンが脱げる珍場面に会場騒然も
2019/08/21
Getty Images
ロサンゼルス・ドジャースは20日(日本時間21日)、本拠地でトロント・ブルージェイズと対戦。この試合でコディ・ベリンジャー外野手が、自身初となるシーズン100打点の大台に到達した。試合は16‐3でドジャースが大勝した。
ドジャースは初回に先制、3回には2点目を失うも、その裏に3本の本塁打が飛び出して5点を奪い逆転。5‐3と2点リードで迎えた4回裏、四球や二塁打で2死満塁のチャンスでベリンジャーに打席が回った。
ボールとファウルが交互に続き、フルカウントとなってからの6球目は、94マイル(約151キロ)の直球。これをベリンジャーが叩くと、痛烈な打球が右中間を転々とし、スタートを切っていた3人の走者が一気にホームインした。
スーパースターの3点適時二塁打に球場は大歓声。しかし、直後に不思議な雰囲気に包まれた。その理由は、ベリンジャーが好返球により三塁でタッチアウトとなってしまったからではない。頭から滑り込んだ際にベリンジャーのユニフォームのズボンが脱げかけてしまい、異変に気付いたファンたちが反応していたのだ。
めったにない珍プレーが生まれたドジャー・スタジアムだが、ベリンジャーが三塁塁審の手を借りて立ち上がると再び大歓声。この3打点で今季100打点を達成した若き主砲に賛辞を贈った。
試合はその後もドジャースが得点を重ね、終わってみれば15安打で16得点を奪う完勝。クレイトン・カーショウ投手が6回を投げ、3被本塁打ながら3失点に抑えるなど、投手陣も不安要素なく抑えて勝ち切った。
この日のベリンジャーは3打数2安打3打点2得点1死球の大活躍。今季成績は打率.320、42本塁打、100打点、10盗塁でOPS1.091となった。今季は球団史上最速での通算100本塁打達成に加え、本塁打王、打点王、最高出塁率などのタイトルも視野に入れるベリンジャー。“主砲”の証である100打点というマイルストーンに到達した。