MLB最高の選手は誰だ! 野手総合能力値ランキング1位~5位。走攻守三拍子揃った“怪物”たち(2019シーズン版)
マイク・トラウトやジャスティン・バーランダーを筆頭に、MLBには数々のスター選手が存在する。そして、それらの選手をあらゆる視点から分析することも野球観戦の醍醐味だろう。今回ベースボールチャンネル編集部では、メジャー屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(年俸は『BASEBALL REFERENCE』、ゾーン別打率は『MLB.com』を参考)。※成績は2019シーズンのみ、サイン盗み等を考慮しないものとする
2020/07/06
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【総合4位】ケテル・マーテイ
伏兵のはずだった26歳ががまさかの4位にランクイン。マリナーズから2017年にトレードでダイヤモンドバックスに移籍し、新天地で3年目を迎えた昨季は「飛躍」の枠を大きく超越する活躍だった。
スイッチヒッターとして打率はキャリア初の3割台とともに、イェリッチに並んでメジャー2位タイとなる.329。三振率も低く、「コンタクト力」は全選手中トップの98点を獲得した。本塁打もそれまでのキャリアハイである昨季の14本を大幅に更新する32本で、長打率.592という裏付けから「長打力」も堂々の94点をマークしている。
そして守備力でもチームに貢献した。DRSは+6点で、中堅手としての失策はわずかに1つ。攻守にわたる活躍で、主砲ポール・ゴールドシュミット(カージナルス)が抜けた中でチームに不可欠な中心選手の1人として存在感を放った。