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イチローが現役引退を表明、大谷翔平は打者に専念――日本人野手のメジャー挑戦を振り返る【2019年編】

2020/08/06

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打者に専念した大谷翔平

 2019年の大谷翔平は、オフに右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた影響で打者に専念。投手としては来年の復帰を目指し、リハビリを続けることとなった。
 
 リハビリの影響で打者としても開幕には間に合わず、5月上旬に戦列復帰。調整不足の面も見られたが、6月13日には日本人初のサイクルヒットを達成するなど、強い存在感を放った。
 
 6月27日には2年連続2桁本塁打をマーク。以降は前半戦を上回る活躍を見せていたが、9月中旬に「二分膝蓋骨」の手術を受けることとなり、そのままシーズンを終えた。
 
 最終的に106試合に出場。打率.286、18本塁打、62打点、12盗塁、OPS.848をマークした。開幕に出遅れたことも影響し、昨シーズンに比べてやや成績を下げたが、チームの打線に不可欠な存在となった。

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