ドジャース、中盤に8得点奪い先勝 6番ベリンジャーが攻守に渡る活躍【MLBワールドシリーズ】
2020/10/21
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MLBは20日(日本時間21日)、タンパベイ・レイズ対ロサンゼルス・ドジャースのワールドシリーズ第1戦(7回戦制)を開催。中盤に得点を重ねたドジャースが8-3で先勝した。
序盤は、レイズ先発タイラー・グラスノー投手、ドジャース先発クレイトン・カーショウ投手がともに好投を見せ、一歩も譲らぬ投手戦を演じた。
試合が動いたのは4回、ドジャースは1死一塁からリーグチャンピオンシップシリーズ第7戦で殊勲本塁打を放った6番コディ・ベリンジャー外野手の2ラン本塁打で先制に成功。対するレイズは5回、8番ケビン・キアマイアー外野手のソロ本塁打で反撃を見せた。
しかし直後の5回裏、ドジャースは2四球などで1死二、三塁のチャンスを迎えると、打席の4番マックス・マンシー内野手の一塁へのゴロが、三塁走者ムーキー・ベッツ外野手の好走塁で野戦を誘い追加点。続く5番ウィル・スミス捕手は適時打を放ち、先発グラスノーをマウンドから引きずり下ろした。なおも2番手ライアン・ヤーブロー投手を攻め、7番クリス・テイラー外野手、代打エンリケ・ヘルナンデス内野手の連続適時打で一挙4得点を挙げた。
さらに6回、先頭の1番ベッツのソロ本塁打、4番マンシーの適時二塁打で2点を追加し、リードを7点に広げた。
反撃に転じたいレイズは7回、この回から継投策に移ったドジャース投手陣を攻め、1死三塁のチャンスを作ると、7番ジョーイ・ウェンドル内野手、8番キアマイアーが連続適時打を放った。チャンスは続き、9番マイク・ズニーノ捕手は投手強襲の当たりを放つも、マウンドのビクター・ゴンザレス投手が好捕。二塁走者が飛び出し、不運な併殺となった。
後がない9回には、途中出場で4番に入ったオースティン・メドウズ外野手が中堅後方に本塁打性の打球を放ったが、ドジャースの中堅手ベリンジャーのスーパーキャッチに阻まれた。結局三者凡退に終わり、試合終了。8-3でドジャースが勝利を収めた。