苦境に立つバレンティンとブランコ。復活の証明へ、スラッガー2人が挑む通算200号
日本球界で実績を残した2人の外国人スラッガーが今季、復活に燃えている。ヤクルトのウラディミール・バレンティンとオリックスのトニ・ブランコだ。
2016/02/08
通算200号達成は? 過去到達した外国人選手は15人
今季、ブランコはバレンティンと同じく通算200号に到達する可能性がある。現在は通算178本で、残り22本で達成となる。
日本で活躍した外国人選手で200号に到達した選手は全部で15人。その中でトップなのが近鉄や巨人などでプレーし、通算464本塁打を放ったタフィ・ローズだ。
日本球界で200本塁打以上を放った外国人選手の本塁打数のランキングは以下の通り。
1位 ローズ 464本塁打
2位 ラミレス 380本塁打
3位 カブレラ 357本塁打
4位 リー 283本塁打
5位 ブーマー 277本塁打
6位 レオン 268本塁打
7位 ブライアント 259本塁打
8位 ジョーンズ 246本塁打
9位 タイロン・ウッズ 240本塁打
10位 ペタジーニ 233本塁打
11位 マルカーノ 232本塁打
12位 シピン 218本塁打
13位 フェルナンデス 206本塁打
14位 アルトマン 205本塁打
15位 バース 202本塁打
ベスト3のローズ、ラミレス、カブレラが300本塁打以上を達成しているが、やはり200号という壁は厚い。日本で経験を重ね、怪我や不振を乗り越えた上で打ち立てた金字塔といえる。
バレンティンもブランコも、彼らホームランアーティストの仲間入りを果たすことができるか――苦境に立った2人だからこそ、その意義は大きい。