異例のFA加入!? リーグ覇者から最下位球団に移籍した歴代選手6人。日ハム・山﨑福也は…
2023/12/09
産経新聞社
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ストーブリーグで大きな注目を集めるのが、FA市場だ。今オフは山﨑福也投手が争奪戦の末、北海道日本ハムファイターズへの移籍を決断した。リーグ優勝チームから最下位チームへの移籍となったが、同様の事例も少なくない。そこで今回は、リーグ覇者から最下位球団にFA移籍した歴代選手を紹介する。
今江敏晃(年晶)
・投打:右投右打
・身長/体重:180cm/89kg
・生年月日:1983年8月26日
・経歴:PL学園高
・ドラフト:2001年ドラフト3巡目
来季から東北楽天ゴールデンイーグルスの監督を務める今江敏晃(年晶)。2015年オフに千葉ロッテマリーンズから同年最下位の楽天にFA移籍した。
PL学園高から2001年ドラフト3巡目で千葉ロッテマリーンズに入団すると、2005年に三塁のレギュラーを奪取。同年は打率.310、8本塁打、71打点の好成績を残し、ベストナインとゴールデングラブ賞のW受賞を果たした。
2010年には打率.331、10本塁打、77打点と傑出した数字。日本シリーズでは2度のMVPに輝くなど、ロッテの中心選手となった。
2015年オフに新たな環境に身を置くため、FA権の行使を決断。楽天が獲得に乗り出し、加入が決まった。移籍後は故障に苦しんだが、2018年には打率.276、10本塁打と復活し、オールスターゲームにも選出された。
しかし、翌2019年は目の病気を発症し、26試合の出場に。同年限りでの現役引退を表明し、指導者の道に進んだ。一軍打撃コーチなどを経て、来季からチームの指揮を執る。