早くも注目? 2024年オフのFA有力投手6人。他球団移籍の可能性がある一流選手たち
2024/02/14
産経新聞社
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シーズンオフに大きな話題を集めるのが、FA(フリーエージェント)移籍だ。2023年オフも、西川龍馬、山﨑福也、山川穂高の3選手がFA権を行使した。2024年も多くの選手がFA権を取得する見込みとなっており、早くも去就が注目される選手が存在する。今回は、2024年オフにおけるFA市場の注目投手を紹介したい。
青柳晃洋(阪神タイガース)
・投打:右投右打
・身長/体重:183cm/82kg
・生年月日:1993年12月11日
・経歴:川崎工科高 – 帝京大
・ドラフト:2015年ドラフト5位
2年連続の投手タイトルから一転、2023年は苦しんだ青柳晃洋。2024年は不振からの脱却を目指す一方で、国内FA権の取得条件を満たす節目のシーズンとなる。
帝京大から2015年ドラフト5位で阪神タイガースに入団。ルーキーイヤーから一軍のマウンドを経験すると、プロ4年目の2019年に初の規定投球回をクリアし、9勝を挙げた。
2021年には最多勝(13勝)と最高勝率(.684)の投手2冠を獲得。さらに翌2022年は24試合(162回1/3)を投げ13勝4敗、勝率.765、防御率2.05と傑出した数字を残し、投手3冠(最多勝、最高勝率、最優秀防御率)に輝いた。
しかし、2023年は初の開幕投手を務めるも、不調により二軍降格を経験。チームはリーグ優勝と日本一を達成したが、青柳自身は18試合登板で8勝6敗、防御率4.57と大きく成績を落とした。
2024年は逆襲を誓うシーズンとなるが、順調に行けば、国内FA権を取得する見込みだ。オフの動向にも注目が集まっている。