【MLB】ストラスバーグ驚愕の約189億円契約延長。大谷なきFA先発投手手薄でトレード活発か?
この冬FA市場に名を連ねるはずだった唯一のエーススティーブン・ストラスバーグが約189億円の契約延長に合意。先発投手を必要とする各球団はシーズンオフを待たずに、この夏トレードで戦力補強を目指していくのか注目だ。
2016/05/12
ストラスバーグ7年約189億円の契約延長
ワシントン・ナショナルズはスティーブン・ストラスバーグに最低でも2019年までの契約を約束した。最長で2023年までの契約は二つのオプト・アウト(自ら契約を破棄できる条項)が含まれており、ストラスバーグが1回目のオプト・アウトを行使すれば2019年までの契約となる。
情報筋によると、5月10日ナショナルズとストラスバーグの両者は7年約189億円の契約延長に合意した。トミー・ジョン手術を受けた経験のある投手に対しての契約では、昨年元チームメートで現デトロイト・タイガースに所属するジョーダン・ジマーマンが結んだ契約を抜いたことになる。
この契約延長は誰もが予想していなかった衝撃的ニュースであると、『MLB.com』でもコラムニストを務めるジョン・モロシー記者は報じている。なぜなら、FAを直前にしたボラス代理人と契約している優秀な選手が契約延長に合意する確率というのはこれまで物凄く低いものだったからだ。
ストラスバーグの契約延長によって、今年は8月1日が期限日となるノン・ウェーバー・トレード・デッドライン、さらには2016-17年のシーズンオフに多大なる影響を及ぼすことになると記事内で予測している。