早くも去就注目!? プロ野球、2024年オフのFA大穴候補選手6人。移籍希望なら争奪戦に…?
2024/08/04
産経新聞社
原口文仁(阪神タイガース)
・投打:右投右打
・身長/体重:182cm/95kg
・生年月日:1992年3月3日
・経歴:帝京高
・ドラフト:2009年ドラフト6位
波乱万丈のキャリアを歩んできた原口文仁も、今季国内FA権を取得した選手の1人だ。
帝京高から2009年ドラフト6位で阪神タイガースに入団。2012年オフに育成契約になるなど、プロ入り後は度重なる故障に泣かされた。
2016年4月にようやく支配下復帰、一軍デビューを果たすと、いきなり5月の月間MVPを受賞。同年は107試合に出場し、打率.299、11本塁打、46打点の好成績を記録した。
2018年は代打を主戦場とし、球団のシーズン代打安打記録(23本)を更新。バットで存在感を示していた。
しかし、2019年に大腸がんが発覚し、長い療養生活を強いられた。それでも試練を乗り越え、2022年には33試合の出場で打率.324、2本塁打、10打点と結果を残した。
今季は代打の役割に加え、不調の大山悠輔に代わって一時4番打者を務めると、5月16日の中日戦では3ラン本塁打を含む4打点の大活躍。チームに欠かせない存在となっているだけに、今オフの去就に注目が集まる。